作品:Are you redy!《演奏:The Water works/作曲:Tempa chidow/since.1975》*上の▶️印をクリック♫

 昔から「普通」が似合わない
良く言えば「個性的」「独創的」
悪く言えば「自己中心」「偏屈」
「変人」と言われ続けて来ました。
 でもそれはボク自身が望んだこと
「凄くなりたい!」「強くなりたい!」
「ボクは誰とも違うんだ!」
心の底から湧き上がる風雲の志が
負けず嫌いのボクにそうさせて来ました。

 まだ10歳頃の話です…
近所の友達とよく駄菓子屋に行き
一個5円の風船ガムを買っては
空地や河原へ遊びに出かけました。
 ボクも友達も そんなに豊かな
家の子供ではないので
インディアンのパッケージのガム
一個を等分にしては食べていました。
 ここからが「天波変人」の
普通でない行動の一端です…
それはこのガムには包み紙の裏側に
的と矢が描かれていて
的の中心に 矢が命中していれば
もう一個貰える アタリくじ付きの
ガムだったのです。

 「一人一個づつ食べたいョナ〜」の
みんなの想いを叶える為 ある日を境に
頻繁に駄菓子屋に足を運ぶボク
それはガムを買うためだけではなく
ガムを買う人を観察する為でした。
 箱にセットされた「アタリのガムは
同じ場所に」きっと並んでる筈だ!と
思いついたからなのです。
 そして アタリを引く人のガムの
位置をこっそり覚へ 家に帰ってから
ノートの図に記録していったのです。

 数週間を費やしボクはやっとの思いで
宝の地図を手に入れたのでした。
 ある時全員には内緒で
3〜4人の友達を引き連れて
意気揚々とお店に入ってゆきました。
 握りしめていた暖かい5円玉を
「オバちゃん!ガム頂だい」と
元気な声を出して手渡します。

「やった〜オバちゃんアタリだョ!ほらぁ見て〜!」
的の真ん中に刺さった矢を見せ
次のガムを手に取り包装を外します。
「ほらまただョ!アタッタ〜」
次々とアタリを引いてゆくボク。
それも人数分だけを当てるのでした。

 オバちゃんは首を傾げながら驚き
「アンタ凄い子 だね〜。神童さんかもねぇ〜」
「そんなことないョ!」と友達にも
怪しまれない様にしていました。

 数回繰り返したある日のことです。
怪しんだオバちゃんが 箱にセット
されたガムをバラバラに掻き混ぜて
解らない様にしてあったのです。
 しかし それでも見事に人数分の
当たりを見つけてしまうボクを
「アンタは本当に神童だね!」と
頭にいっぱいの???を浮かべながらも
オバちゃんはもう諦めていました。

 でもこれにも実は種があって
アタリとハズレのパッケージデザインに
印刷のズレを見つけてあったのです。
 決してこのことを超能力とか
賢いだろうと誇るつもりはありません。
確かに幼少の頃にこれだけの観察力と
想像力があったのは驚くところですが
本人のボクにとっては
努力して身に付けたものでないので
特別な意識は持っていませんでした。

 しかし この30年の歴史の中で
どれみ村存続の危機や
自然災害の窮地に立たされた時でも
小さな大逆転を起こせたのは
「変人天波」のその観察力と想像力が
あったからこそと今は正直思います。
 そして アレルギー性の喘息で
虚弱体質だったボク自身から
娘が喘息とアトピー性皮膚炎に
次男もアトピーにと遺伝子に傷を
抱えさせてしまったからこその反省が
環境問題から食の改善運動に移行し
根本的解決策の有機自然農を推進する
どれみ村を起業すると言う選択に
至ったのだろうナとも今は考えます。

 今年もあと僅かですネ!
さて丙申(ひのえさる)の2016年は
荒れる年と言われていましたが
熊本にとっても変わらざる得ない程の
記録的な地震を体験し
否が応でも変革期に入ってしまいました。 
  とにかく世界人口が増える中
グローバリズムを推進してゆく
その先に待っているものは
各国の厳しい内政干渉が引き金となり
民族間の争いや文化の違いによる
争いが増えることが予測出来ます。
 まぁこれもボクの勝手な想像です。
未来がどうなるかは人類一人一人の
思いや暮らし方に積算され
構築されてゆくのだと思います。
 まぁボクの残された人生で
皆さんや地球と言う自然に
どれだけ恩返ししてゆけるかが
今後の人生のテーマになりそうです。
未来につづく良い回転が生まれる
そんな年になるよう顔晴りましょう!

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カテゴリー: 天波ジャーナル

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