作品名:カスピ海《song&words:Cheebow&Tempa/unit八百萬爺/since.2010.》
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 勉強は大好きでしたが学校は嫌いだったボク。
学校の何が嫌だったかと言うと
まるで軍隊方式で全てが上から目線な所
それと意味の解らない囚人扱いの様な校則でした。
 その中で生理的にも一番耐えられなかったのが
パンと牛乳を居残りで飲む強制的な学校給食でした。
 当時としては珍しいアレルギー制喘息だったボクは
小学生の頃「ウンコ漏らしの天波!」と言われたぐらい
パンと牛乳は効果覿面で反応して 一時間以内に
ピーピーゴロゴロでしたし ブツブツカユカユでした。

 そんなこんなで学校は苦手でしたが
それでも友達と会えることを一番の楽しみに
遅刻の常習犯なりにも ちゃんと通学していました(笑)。
 好奇心旺盛なボクにとって 音楽もそうでしたが
興味のあることは見様見まねで実際に繰り返し習得する 
そんな方法で 殆どのことを
独学で身につけて来ました。

 もちろん祖母や両親や出会ってきた多くの先輩方からの影響を受け
学び習得して来たことも沢山あります。
 でも結局の所 やるのは…やり続けるのは自分ですから
自分の体質に即した方法で やるっきゃないが現実でした。

 

 そんな生き方をして来てしまったボクも後3年で古希
いつしか心の中には「とにかく誰かに◯◯を伝えたい」との
そんな強い願望が日ごと募る様になりました。
 「学校の様な…塾の様な」みんなで楽しく学べる場
そんな古民家風な建物が現れないかナ〜と日々念じていました。

 移住してもう20年暮らしている南熊本
海山川に温泉も歴史もある風光明媚な葦北町
ボクのフェースブック頁を見ている人なら
日本の原風景が残る素晴らしい場所と
写真を見て殆どの人が思ってくれると
思います。
 全くの自慢になってしまいますが
九州の北東から南西の方向に貫く九州山脈
その中央部の裾野。
 水は日本一の清流川辺川から注ぐ
日本三大急流の球磨川水系の御水を飲み・浴び・撒く
天然温泉は海山川に11箇所もあるのですョ。
 古くは万葉集にも詠われた名勝地で…!
  「葦北の 野坂の浦ゆ 船出して
    水島に行かむ 波立つなゆめ」長田 王。
小さな島々も含めミステリアスに複雑でジグザグに入り組んだリアス式海岸は
見る角度と陽の当たり具合で七変化する絶好のシャッターポイントになり 
その地形条件からか熊本県屈指のフィシングポイントでもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

向かいに天草を望む内海の不知火海の海底では
日奈久断層から湧き上がる湯泉がかなりあるそうで
海洋生物が誕生する子宮みたいな役割の海なんだョと
ボクが勝手に言っています(笑)。
 嵐でもない限りまるで湖の様に
さざ波がキラキラ輝く 常に凪いでいる海です。
 残念ながらまだ行ったことはありませんが
きっと天国ってこんな所だろうナと思う
ミカン山から眺める眼下の景色なのです。
 おっと!!景色のこと話していると切りがないので
まぁ〜こんな場所で開校されているのだナと
イメージして下さい。

 では本題に戻りますが その前に開校場所の
移行がありましたので お知らせしておきます。

 第3回目までの「大人の小学校」は上記の海辺にある
「芦北青少年の家」を基点に開校して来ましたが
第4回目となる今回の「大人の小学校」からは
海から山へと基点を移すことになりました。
 それは念じていた古民家が手に入ったからなのです。
その立派な蔵付きのお屋敷を忙しい農行のかたわら
理事長の夕帆くんが2年のエネルギーを費やし
デザインしコツコツと改装してくれたお陰で
お客様を呼べる農家民泊の第一段階の母屋が完成したのです。

 これからはNPO法人「いただきアース」の本部として
大人の小学校だけではなく様々な想像を自由に形にできる
遊学スペースとして…何せ裏には森も山もあるんでョ…(微笑)。
 またみなさんの様々な企画にも対応できるよう
この場を活かしてゆきたいと思っていますので
みなさんのエネルギーを「かしぇしてくれんどか〜!」。

 ボク等の想像する「大人の小学校」とは
簡単に言うと子供心を取り戻す為の「短期宿泊講座」だと
受け止めて下さい。
    学校では学ばなかった「生きる術」を各Reedと一緒にデモンストレーション
体験をして頂き これからの人生に役立てて貰おうと企画しました。
       (*過去には小学生から60代の方までの参加がありました。)
 では子供心を取り戻すには どうしたら良いのでしょうか?
そのヒントを体験学習するのが「大人の小学校」なのです!

 責任や立場や体裁と言った見えないけど かなり重たいリュックを背負い
社会を守って下さる大人のみなさん。いつも本当にご苦労様です。
たまには あなたの知らない日本の小さな町(芦北)で
かなり重たいリュックを降しに来てください。
 そして ボク等と一緒に「溶解ごっこしようよ!なんかようかい…?」
            『よしきた あしきた あしたきた♨』天波
 

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