2月10日、11日の二日間にかけて古民家活用塾を行いました。
今回は土間作りを中心としたワークショップだったのですが、第一回目ということもあり、地元の宮司さんをお呼びして、安全にワークショップが行えるよう祈祷してもらいました。
あじさい園の宮上誠さんの「土を活かし、土と生きる」をテーマにした講演会も素晴らしかったです。
宮上さんは本当にたくさんの事を経験されてきた方で、ためになる話から面白い話まで、いろんな話を聞かせてくださいました。
土間作りでは、赤土と消石灰とにがりを混ぜた三和土(たたきと読みます)というものを作り、それを地面に敷き詰めて、みんなでぺったんぺったん!、ドスンドスン!と、叩き固めました。
丸太に持ち手を取り付けたもので叩いたので、重さがあり少し叩くと息が上がり汗ばんできました。皆さん筋肉痛にならなかったでしょうか?(笑)
夜になると、地元でとれた鹿や猪や魚などを使った料理を、近所の方たちも加わりみんなで楽しくいただきました。ミュージシャンの方々の演奏もあったのでワイワイと皆さん大盛り上がりでした。
1日目は朝から雨が降っていたり、2日目も気温がかなり低く、風が吹くたびに「寒かー、寒かー!」と体を震わせながらも、皆で頑張り土間作りを完成することができました。
人の出入りなどもあまり無くなって、寂しそうにひっそりと佇んでいた古民家も、参加者の皆さんの話し声や笑い声に呼応したかのように、明るい表情を見せてくれたような気さえしました。
私たちも参加者の皆さんと一緒に楽しみながら作業することができました。また次も参加したいという言葉も聞けて嬉しかったです。本当に忘れられない2日間となりました。
古民家再生塾に参加してくれた皆さん、そして準備を手伝ってくれた皆さん、ここにあらためて感謝とお礼を申し上げます。