作品:Cry Baby《singsong:Tempa chidow/since.1974
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【天波の田和言】
 ことの発端を言えば敗戦だろうし
学校給食が最たる仕掛けだったのでしょう。
 戦後の日本は「医食同源」の
伝統的な和食文化を見事洋食にすり替え
医療費がかさむばかりの
現代の「食の多様化」時代を作り上げました。

 その中で国際交流が急激に進む時代ゆえ
食べ物の種類や調理法が増えただけでなく
食生活の概念までもが多様化してしまったのです。
 そして、先人たちから継承して来た
大切な自然と共に生きる知恵
(例:柿が赤くなると
医者が青くなる。
   秋茄子は嫁に食わすな。)を
迷信として葬りさってしまったのです。
*柿が赤くなる時期、食欲の秋は気候も良く体調が回復する季節であり
 柿に含まれるカロテン・ビタミンAやビタミンCは風邪の予防に役立つ栄養素ですから
 柿の季節には風邪をひかなくなり、医者にかかる人が少なくなるという意味。

*茄子は体を冷やすので、食べ過ぎるのは体に良くないという嫁をいたわる言葉。

 動植物がそうである様に
その土地土地の環境や時間に合わせた
生き残りを賭けた多様性が自然であって
商売の為だけに『調理』された物からなど
正常な進化・多様化は生まれないと思います。

 ここで本来の食生活と健康の概念を
WHOの定義を参考に書いてみます。
◎「食生活とは」人の生存の為に
 生活の基盤となるものであり
 身体蘇生とエネルギーを提供する
 必然的文化そのものである。

◎「健康とは」単に病気でないと言う
 ことだけでなく「生理的・心理的」
 更には社会的見地からも
 完全に調和のとれた状態を言う。

◎また「 医食同源とは」
 病気を治療(医)することも
 日常の食事(食)をすることも
 共に生命を養い健康を保つために
 欠かせないものであり
 源は同じ(同源)と言う意味で
 食こそ薬と見なす考え方である。

 これらの概念が崩れ
食文化が経済優先により商品化され
レジャーの一環となっている現状です。

 先日厚生省が発表した様に
人口の一割強が糖尿病患者になったり
死因のトップが癌であったりと
まさしく生活習慣病からの起因だと思います。

 食の多様化が全面的にダメと
言ってるのではありません。
ただ医食同源や健康状態を損なう
行き過ぎた食材(香辛料過多や添加物
入りの調味料等)を安易に使い
表面上の味を整えたり
見栄えだけを重視した『調理』は
いかがなもんかいナと思っている次第です。

 頑なに伝統的な和食を
押し付けているのではありません。
自然環境とも調和のとれていた
先人たちの知恵を生かした『料理』。
食べる人を幸せにする
日本人らしい愛に溢れた
『料理』をしようと言っているのです!
例えそれが玄米おむすび一つでも…
中心に梅干し周りにごま塩と
相手の顔を思い浮かべ手の温もりを籠めて
結びたいものですネ😅

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カテゴリー: 天波ジャーナル